今日はプロジェクト第一弾「空き家リノベーション」をするため、リニア駅ができる三重県亀山市の空き家物件巡りをしてきました。このプロジェクトを企画してからは、会社に向かう道中でも「この家は空き家かな?」なんて思いながら通勤しています。
さて、みなさんは空き家物件をどうやって調べていますか?今回は、リノベ初心者必見の空き家バンクの活用方法についてご紹介いたします。
古民家を見つけるための最強ツール「空き家バンク」
「空き家バンク」っていう言葉は、古民家DIYを検討されている方ならなんとなく聞いたことがある方や知っている方も多いのではないでしょうか。
今回は古民家探しのための最強ツール「空き家バンク」について説明していきます。
今回のトピック
① 空き家バンクってなに?
② 空き家バンクのメリット・デメリット
③ 空き家バンクの検索サイト
この3つに絞ってお話をしていきたいと思います。
① 空き家バンクってなに?
空き家バンクは「空き家を貸したいもしくは売りたい地域の住人」と「空き家を借りたいもしくは購入した移住者」を結びつけるために制作されたサイトで、移住定住の促進による地域の活性化が目的です。 流れとしては地方公共団体が住民から空き家の登録を募ります。

住んでいない物件、空き家バンクに登録しませんか?

最近住んでいないし、これからもずっと空き家のままなら登録しようかしら?
このように、住人から承諾をもらえたら手続きを行なって「空き家バンク」に掲載する形となります。 掲載される場所は基本的に各自治体のホームページや管理しているサイトになります。 これを空き家を探している人が見つけてくれ売主と買主で契約をするといった流れになります。 【空き家バンク登録への流れ】 空き家を探している自治体のHPや全国版空き家バンクで空き家を探します。 そして、気に入った空き家を見つけたら直接自治体や団体に問い合わせをします。 その後、空き家バンク利用者希望の登録というものを行なって登録が完了すると実際に空き家を見に行き、 気に入れば、購入手続きを行うといった流れになります。 空き家バンクを活用する際には以下2点注意が必要です。 【注意点】 ①問い合わせ先 空き家バンクはあくまで情報が掲載されているサイトであるので、空き家バンクで見つけた物件には、その物件を管理している不動産屋に自分で問い合わせする必要があります。 ②空き家バンク利用希望の登録を行う 私たちが普段気になる物件を見つけたら、不動産屋に問い合わせて日程を決めて内覧を実施しますよね?一方で、空き家バンクでは「空き家バンク利用者希望の登録」を行う必要があります。 これは空き家の情報を得る代わりに、自分の身分を明かす必要があります。自治体は本当にあなたが移住する思いがあるのかどうかを確認するために行なっているものになります。 空き家バンク利用希望の登録は各自治体のHPからダウンロードでき、簡単な質問を回答して自治体に提出するだけで簡単に登録できます。 【全国版空き家バンク】 アットホーム株式会社 「https://www.akiya-athome.jp/」 株式会社ライフル 「https://www.homes.co.jp/akiyabank/」
② 空き家バンクのメリット・デメリット
メリット① : 物件の「仲介手数料がかからない」 売主の持ち家の空き家の場合、宅建業者を仲介しないため安い値段で購入することができます。 メリット② : 補助金の利用が可能となる 補助金の額に関しては、地域によって異なります。
デメリット① : 空き家バンクの登録申し込みが面倒 空家バンクの登録だけでなく、空家利用申込書っていう書類も送らなくステップがかかる。 デメリット② : 所有者と直接交渉しないといけない 先ほどメリットであげた仲介手数料がかからないのは、宅建業者を仲介しないため。 逆に言えば、交渉によるトラブルも生じる可能性があります。
③ 空き家バンク掲載サイト
空き家バンクの掲載サイトは大きく分けて3つ。 1. 自治体 2. 一般社団法人等の団体 3. 民間企業 1.自治体は、例えば亀山の空家を探している場合は「亀山 空家」と検索すると 自治体のHPで空家物件の掲載を見ることができます。 2. 一般社団法人等の団体ではJoinがオススメです。非常に見やすく検索が容易にできます。 「https://www.iju-join.jp/akiyabank/index.html」 3.民間企業は先ほど記載したアットホームやホームズになります。
いかがでしたでしょうか。空き家バンクは見やすいので使い方さえ抑えておけば問題なしです! 物件探しは楽しいですが、いいなと思う物件はすぐに決まってしまうことが多いです。 私も実際に2件ほど希望にあった物件を逃しています。 不動産屋さんに聞く話だと、毎日アットホームなどを見ている強者が沢山いると仰っていました。 私もそろそろ気に入る物件に出会うことができればいいのですが。。。
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